メルカリの「値下げ」機能が続々と廃止へ…今後はどうなる

2025年夏にかけて、メルカリの値下げに関する機能が廃止すると発表されました。
- 2025年6月17日(火):「出品中に自動で価格を調整する」機能の廃止予定
- 2025年7月3日(木):「タイムセール」機能の廃止予定
いずれも販売促進に活用していた方にとっては影響の大きい変更です。
本記事では、メルカリ・メルカリShopsに与える影響と代替手段について解説します。
廃止される機能の内容を整理
まずは、それぞれの機能がどういった内容だったのか、改めて確認しておきましょう。
1. 出品中に自動で価格を調整する機能
毎日100円ずつ自動で値下げしてくれる機能。
一定期間ごとに価格を下げることで、売れ残りリスクを軽減できる仕組みでした。
2. タイムセール機能
時間限定で商品を割引価格で販売できる機能。
割引率と時間帯を設定し、閲覧者へのアピールとして活用されていました。
これらの機能が相次いで廃止されることにより、売上促進の自動化が難しくなる懸念があります。
メルカリShopsでは継続?差別化のチャンスか
現時点(2025年6月)では、メルカリShopsにおいて「タイムセール」機能の廃止予定は発表されていません。
つまり、「タイムセール」は今後、メルカリShops独自の訴求機能になる可能性があります。
ユーザー視点では「ショップでしか見かけない割引表示」という印象につながりやすく、ショップの存在価値を高めるきっかけにもなり得ます。
また、「出品中に自動で価格を調整する機能」はメルカリShopsには搭載されていないですが、メルカリShops公認ツールのFurimaruを活用することで、
- 毎日◯時に◯円ずつ値下げ
- 土日だけ◯時に◯%値下げ→元の価格まで値上げ
といった柔軟な自動価格改定が可能です。
メルカリで物販をしていた方の今後は?
今回の機能廃止により、メルカリ本体で物販をしていた方の中には、「そろそろShopsに移行したほうが良いかも…」と感じている方も多いのではないでしょうか?
もともとメルカリはCtoCの“フリマ”利用を想定しており、個人事業主や法人の“物販”はメルカリShopsを使ってほしいという運営方針がありました。
これまではその境界線が曖昧でしたが、今後は機能面を含めて棲み分けが強化されていく可能性が考えられます。
また、メルカリShopsの開設条件は年々変化しており、必要書類や審査基準が追加される傾向にあります。
これまでメルカリで販売していた方は、できるだけ早めにメルカリShopsの開設しておくことをおすすめします。
まとめ|今後の動向に備えて今から備えよう
- メルカリで「自動で価格を調整する」機能と「タイムセール」機能が廃止予定
- タイムセール機能はメルカリShops独自の売上促進機能になる可能性も
- メルカリShops開設は早めがおすすめ!開設条件は随時変更中
- メルカリShopsの自動価格調整はFurimaruで
Furimaruでは自動価格調整のほかにも、利益管理・伝票発行の補助機能など、メルカリShopsでの運営を効率化する多彩な機能をご用意しています。
1人でも多くの人が自分らしい働き方を楽しんで、明るい未来へ向かっていけるように。Furimaruは、その第一歩を支えるツールです。